「抽象概念と数学学習」へ

http://d.hatena.ne.jp/KZR/20080616/p1

ちょっと違うけど教え方でだまされたと思ったこと。

小学校で足し算を教えるときに繰り上がり計算の準備として「足して10」(10の補数)をやらされる。自分はこのせいで成長してからも計算が遅くなった。

たとえば繰り上がりのある計算のときに次のように考えてしまった。

8+6 = 8 + ( 2 + 4 ) = ( 8 + 2 ) + 4 = 10 + 4 = 14

これはできるだけ一桁の数の計算でやろうとした結果だ。
10+4=14 は計算というより文字の置き換えで容易だろうから まず10になる計算を教えるのかもしれない。
10になる二つの自然数の組み合わせも5通り(10+0もいれれば6通り)で覚えるのも
簡単。

でも最初から 45通りの表 n+m = m+n ( n <9, m<9 )を機械的に覚えたほうが
後で楽だと思う。


学習要領 10の補数